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色絵
第9章 猫
先生がソファーに寝そべる。下向きに吊られるワタシと対面しているのに、間があり触れられない。

先生に触れたい。
そんなワタシを先生は揺すりだす。

「ニンフや天女みたいですね。あれらは淫欲の遣いなんですよ。
あれのせいで、間違いを犯したと言い訳に使われるんです。

でも、綺麗ですね。僕も貴女に狂わされたと言い訳にしていいですか?」

「先生…構いません。その代わりワタシも狂わせて…」

「ふふっ…素直ですね。もちろんたっぷり鳴いて狂って貰いますよ。」

先生が乾いた筆を両手に持ち、ワタシを揺らす。
そして口にも筆をくわえる。

ツツゥー

脇腹と谷間がなぞられる。

はぁぁ〜せんせぇ〜

「筆も大好きですね。」

サワサワと円を描き、乳房が撫でられる。ワタシが揺れるせいで、それは不規則にワタシを擽る。
先生が首を振り、谷間が左右に擽られる。


ふあっ…せんせぇ…焦らさないで乳首もなぞってぇ…

もう、はしたなくねだるしかなかった。

快感に痺れて体を捩っても逃げられない。
昇り詰めてもあと一つ足りない刺激。

せんせぇ…もっとお…
直接乳首捩ってぇ…

「イヤらしい天女だ。絵を描く間、少し我慢しなさい。」


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