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色絵
第9章 猫
指を絡め合い、全身を密着させ、貴女の奥深くまで挿しいれる。

硬い乳首が僕の胸で転がって擦れる。

っせんせ…イイっ…もうイッチャウ

「一緒にいきましょう」


先程、あれだけ熱く激しく抱いて、全てを注いだはずなのに、約束できるほど自身がたぎっているのが判る。

せんせぇ…おっきっ…もぅ…

貴女に口づけし、腰を強く動かす。

んん゛…んん゛

口内に叫びを響かせ、貴女が痙攣しているのを全身で感じる。

んん…

ドピュ…ビュルル…

貴女に触れているために感電したような…

二人が貫かれるような…

強い快感の中で、貴女のナカに白濁を注いだ。

唇を離す。

ッハァ…ハァ…

二人とも荒い息をする。

せんせぇの…熱い…

貴女の至福の笑みに愛おしさが増す。

唇を啄みながら、対のモノが溶け合う余韻を二人で味わった。




着物を羽織りバスルームに向かう。私の服も用意される。

今日は絵の為というより互いの為に体を重ねていた。
シャワーを浴びて、ようやく主人のいる家に帰らなければならないこと、父親を待つ沙絵さんの存在を思い出す。

先生も同じ気持ちなのか、どちらも無言で口づけしながら体を洗っていた。
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