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色絵
第10章 狂い咲き
ズチュ、ズチュ…
溢れる蜜が律動に合わせて軽快な音を立てる。
くぐもったヨガリ声、息を殺すことが反対に貴女を高めるようで、
何度も簡単に達する。

今日はナカに出してもよいと言われているので、僕もとことん追い詰めていくことが出来る。

日陰とはいえ、夏の暑さに汗をかきながら昇り詰める。

貴女がイキ過ぎて腰が引け、立ち姿になり幹に掴まろうとも、僕も立ち、上に押し上げて奥を攻める。

達して脱力すれば腰を掴んで打ち込む。

縄目に絞られる乳房を蹂躙し、乳首を無茶苦茶に摘まみ、潰し、転がす。

何度かの絶頂を迎えた後、貴女は無言になる。
もう理性どころか、ショートしてまともな意識もないのだろう。

ズズン…ズズン…
強い締め付けに合わせてペースを上げ、息を止めて達する貴女の奥に全てを放つ。

完全に立ち上がり落雷にあったような硬直の後、貴女は糸の切れた操り人形のように樹にぶらさがっていた。


意識が戻りそうもなく、樹から剥がして抱え上げ、寝室まで運ぶ。

太陽に照らされ、キラキラ光る汗、恍惚な笑み、縄目に彩られる白い肌が美しくて、唇に、乳房にキスをする。

全く気づかない貴女の縄目をほどき、ベッドに寝かせた。
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