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色絵
第11章 無花果
「先生…もうわかりました。もう離してください。」
「まだ、貴女の話をしていません。」
「言葉で何を言われても…きっと信じられません。お願い、もう離して…」
「駄目です。聞いて貰います。
貴女が此処に訪ねてきて、僕はすぐに貴女に惹かれました。
結婚しているとわかってもその気持ちは抑えられませんでした。
貴女がモデルをしたいと言ってきた時、その場で抱いてしまいたかった。
どうにかして貴女から抱いて欲しいと言わせるよう…色々考えて、
やっと触れることができたのです。
そして、僕の性癖を受け入れてくれる。むしろ、同じように悦んでくれると感じました。
だから、愛してると言った。偽りない想いなのです。」
「先生?沙絵さんにも、縄を使ってるじゃないですか…」
「沙絵は同じ性癖は持ってないですよ。
あの娘は僕がすることを受け入れているだけで…
貴女のように縄で縛られただけで蜜を溢れさせたり、鞭をねだって潮を噴くような素質はありません。
貴女との関係が始まって、沙絵とは減ってきています。
僕がそうに育ててしまったから、いきなり辞められず、無下に突き放せずにいますが…
沙絵には親子の愛情と男女の愛情の区別がない。」
「まだ、貴女の話をしていません。」
「言葉で何を言われても…きっと信じられません。お願い、もう離して…」
「駄目です。聞いて貰います。
貴女が此処に訪ねてきて、僕はすぐに貴女に惹かれました。
結婚しているとわかってもその気持ちは抑えられませんでした。
貴女がモデルをしたいと言ってきた時、その場で抱いてしまいたかった。
どうにかして貴女から抱いて欲しいと言わせるよう…色々考えて、
やっと触れることができたのです。
そして、僕の性癖を受け入れてくれる。むしろ、同じように悦んでくれると感じました。
だから、愛してると言った。偽りない想いなのです。」
「先生?沙絵さんにも、縄を使ってるじゃないですか…」
「沙絵は同じ性癖は持ってないですよ。
あの娘は僕がすることを受け入れているだけで…
貴女のように縄で縛られただけで蜜を溢れさせたり、鞭をねだって潮を噴くような素質はありません。
貴女との関係が始まって、沙絵とは減ってきています。
僕がそうに育ててしまったから、いきなり辞められず、無下に突き放せずにいますが…
沙絵には親子の愛情と男女の愛情の区別がない。」