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色絵
第11章 無花果
先生のモノだけが見える。沙絵さんは、何かでそれを叩いている。

これ以上近づくと沙絵さんに見えてしまう。

沙絵さんがまた口淫しながら、自分の帯を解き着物を開く。

片手は先生のモノを握っているのか…
片手で上手に脱いでいく。

着物の合わせが開かれ、白い雪のような肌に、紅い痕があるのが見える。

キスマークだ。

「お父様、今日からは、いずみと言いながら、愛の印をつけるのかしら?」

ハラリと着物を脱ぐと、沙絵さんの体には無数の痕がある。

「昨日はあの人が抱けないぶん、沢山私に印をつけていたわね。

今日もそうしてね。」

「いや、もうしない、これで終わりだ。」

「ふぅん…
そんなこと言える立場?」

沙絵さんがジュプジュプと音を立て激しく攻める。

んあっ…イクッ…いぁあ…

「また空イキしたのね。正の字を書いてあげるわね。あの人の背中にも書いてあったわね。」

んっ…離してくれっ

「そんなことしたら、射精しちゃうでしょ?」

ピシッ…ピシッ

木の棒のようなもので先生は叩かれていた。

んぁ…いきたいっイカセてくれっ…

「上手にお願いしなさいよ。」

ピシッ…また先生は叩かれた。
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