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色絵
第3章 デッサン
着替えながら、宿題を出されたのは先生の優しさだと気付く、モデルのことでワタシが此処に来づらくならないように…
そして明日のレッスンの内容を言われたことも…
ワタシが気兼ねしてしまわないように先生が気遣ってくださったのだ。
衣装部屋を出ると先生がアトリエから出てこられ、スケッチブックを入れる袋を手渡された。
「貴女に差し上げます。レッスンバックですよ。」
やはり、明日も来るようにというメッセージなのだ。
お礼を言って屋敷をあとにする。
夕飯の支度を済ませ、夫の帰りを待ちながらソファーに座り、ローテーブルにスケッチブックと色紙を並べる。
宿題をしながら、モデルについて考えていた。ワタシの気持ちは既に決まっていた。
優しく肩が揺さぶられて目が覚める。
どうやらそのまま眠ってしまい、遅くに帰宅した夫に起こされたのだ。
「疲れて寝てしまうほど絵画教室は充実してるんだね。」
夫は自分のことのように喜んでくれた。
食事の後も、スケッチブックや色紙を一緒に見て話をしたが、何となく夫は先生を女性と思っているようで、ワタシもあえて男性であることを伝えなかった。
そして明日のレッスンの内容を言われたことも…
ワタシが気兼ねしてしまわないように先生が気遣ってくださったのだ。
衣装部屋を出ると先生がアトリエから出てこられ、スケッチブックを入れる袋を手渡された。
「貴女に差し上げます。レッスンバックですよ。」
やはり、明日も来るようにというメッセージなのだ。
お礼を言って屋敷をあとにする。
夕飯の支度を済ませ、夫の帰りを待ちながらソファーに座り、ローテーブルにスケッチブックと色紙を並べる。
宿題をしながら、モデルについて考えていた。ワタシの気持ちは既に決まっていた。
優しく肩が揺さぶられて目が覚める。
どうやらそのまま眠ってしまい、遅くに帰宅した夫に起こされたのだ。
「疲れて寝てしまうほど絵画教室は充実してるんだね。」
夫は自分のことのように喜んでくれた。
食事の後も、スケッチブックや色紙を一緒に見て話をしたが、何となく夫は先生を女性と思っているようで、ワタシもあえて男性であることを伝えなかった。