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【SS】目が覚めたら…?
第6章 【2000拍手突破感謝】Ⅰ.帝王の憂鬱
シズのトレーナーとキャミソールを口で咥えて捲り上げる。
その間じっとシズを見ていれば、恥ずかしそうにしながらも抵抗はない。
いまだ恥じらうその姿に、ふっと笑みが零れてしまう。
いつでも初々しい……俺の静流。
ブラの上から唇ではむはむと甘噛みをしてやると、シズの息が弾む。
こいつは優しい愛撫よりも、激しい胸の愛撫に喜ぶ。
それを承知で焦らす気分は、この上なくいい。
「ん……もっと、ねぇ……」
俺の焦らしに降参して可愛くおねだりをしてくれば、よくできましたとばかりに、俺はブラをずり上げ、手で直接ふくよかな乳房を揉み込んだ。
「はぁぁぁぁんっ」
……なぁシズ、知らないだろう。
歓喜に喜んでいるのは、お前だけじゃねぇ。
俺の手だって、震えて喜んでいる。
いまだ、シズに触れるのは怖い。
触れたら、こうしてシズを抱こうとしているのが夢になってしまいそうで。現実は、シズはまだ目覚めていないようで。
……怖いんだ。
お前がまた眠り続けてしまったらどうしようって。
また置き去りにされたらどうしようかって。
きっと、そんな不安な心……お前は知らないだろうけれど。
だからお前の温もりをしっかりと感じるために、強く強く……お前を愛撫してやるよ。柔らかな、艶めかしいその乳房を。
頂きにある尖りが食ってくれと自己主張を始める。
それに気づいていないふりをして、さんざん焦らしまくれば、シズは切なそうな声で啼いて、俺の顔を胸に押しつけようとしてくる。
「どうして欲しいんだ?」
わかっていながら聞いて、
「胸に…ちゅう……して……」
真っ赤な顔で、潤んだ目でおねだりをさせる。
ああ、この征服感がいい。
音をたてて吸い付いた乳首は弾力性があり……歯を立てると、蜜が滲み出たのかと思うほどに、甘く感じるんだ。
すげぇうまい。