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【SS】目が覚めたら…?
第6章 【2000拍手突破感謝】Ⅰ.帝王の憂鬱
  

「ふ……ぅん、ん、ああ……いい……っ」


 俺の匙加減でシズの乱れ具合が変わるのが楽しい。

 強めに愛撫をすると、シズの手がイイ子とでも褒めるかのように、俺の頭を優しく撫でた。


 ああ、やばいな俺。

 優しく出来るだろうか……。



「シズ……お前は胸よりこっちがいいんだろ?」


 手に吸い付くようなモチモチとした感触の太腿を摩り、その付け根に指を滑らせる。

 下着が意味をなさねぇ、凄まじい濡れ具合。


「お前、俺の愛撫にここまで興奮してたわけ? すげぇ濡れすぎ。なぁ、可愛いシズルちゃん、なんでそんなに感じまくってるの?」

「や、やぁ……」


 可愛ければ虐めたくなる心理。

 中坊の年でもねぇのに、すげぇシズを虐めたい。

 
 ショーツの上から、開きかけた輪郭がわかる花弁を左右から摘まむようにして中央で擦り合わせてみると、か細い声を出してシズの足が打ち震えた。


 こんな端っこでも、感じるもんなのか。

 だけど、お前が欲しい刺激は違う場所なんだろう?

 そこに刺激が欲しくて、こんなにグチョグチョに濡らしまくってるんだろ?

 
「すっげぇエロ。下着がお前の蜜に溶けちまうんじゃねぇか? 俺の指に糸ひいて絡んでくるぞ? 見るか?」

「み、見ない。い、意地悪言わないで……」


 すりすり、すりすり。


 シズの足が動いている。

 その深層に、もっと確定的な強い刺激が欲しいのだろう。


「なにが意地悪だ? 本当の事ことだぞ? ああ、シーツまでこんなに垂らして……こんなやらしいシーツをお袋に洗わせるのか?」

「自分で……洗う……もん」

「干してる時点で漏らしたって思われるぞ? このションベンタレ。こんなに濡れ濡れに感じまくりやがって」


 俺はふっと笑って、耳もとに囁いた。



「すげぇ……可愛い。

もっと……濡れて俺に感じろよ、静流――」



 ……シズが身悶えた。
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