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【SS】目が覚めたら…?
第6章 【2000拍手突破感謝】Ⅰ.帝王の憂鬱
 

「ん、んん……っ」


 俺が送り込む唾液をこくこくと飲み込みながら、俺の指にびくびく体を跳ねさせるシズ。


 ここまでエロくて俺を魅了させるオンナはいねぇ。

 可愛くて可愛くてたまらねぇ。


 シズを求めてやまねぇ俺のモノもはち切れそうだ。

 この興奮具合を、シズの太腿に擦りつけるようにして教えれば、シズの太腿が淫らに動き、俺のモノを刺激してくる。


 ああ、俺の息が荒くなってくる。

 俺を惑わせて乱れさせるのは、いつだってお前だけだ。


 なぁ、シズ。

 伝わってくれよ。


 お前が愛おしいんだよ。

 すげぇ、お前が好きなんだよ。


 お前のすべてが欲しい。

 この熱い吐息ひとつですら、俺と溶け合わしてぇ。


 俺のものになってくれよ。

 その瞳に、俺だけを映してくれよ。


 シズ、なぁ……。


 俺は兄貴じゃねぇんだよ。

 俺は昔からオトコで。

 ここまでお前を溺愛しているオトコなんだ――。


「シズ……どうした、今日は一段とすげぇな。聞こえるだろ、このびちゃびちゃいってるエロすぎる音」

「や、やぁぁぁ……」

「やぁぁじゃねぇだろ? ひくつきながら喜んでいるぞ? どうだ?」


 熱いぬかるみは、俺の指を焼き尽くしそうな程に熱く。蜜を掻き出すように、わざと大きな音をたてて円を描くようにして、激しく擦り上げれば、シズの体が悦んだ。


 たまんねぇ音。

 たまんねぇ匂い。

 たまんねぇ喘ぎ。


 お前、どれだけ俺を煽る体をしてんだよ。

 どれだけ俺のオスを揺さぶる声で啼くんだよ。


 わかるか、シズ。

 お前、どれほど俺がすぐに貫きてぇの我慢しているか。


 挿れてぇんだよ。

 俺もお前のナカでの快感を味わいてぇんだよ。


 だけど俺よりお前が優先だろ?

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