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第7章 【2000拍手突破感謝】Ⅱ．王子の憂鬱

　

　しーちゃんの愛ある責めが激しくなれば、僕も負けじと…また一段と蜜を溢れさせるしーちゃんの花芯を舐めて吸いあげる。

　しーちゃんが僕の竿の部分を手でしごきあげれば、僕も蜜壺に挿れた指をぐりぐりと回しながら、速度をあげて抜き差しする。


　ああ、まるで喧嘩のようだけれど、それでもひとつになっていくね。


「ああ……ああ……んっ、ん……ぐっ、ああ……」


　僕のを口淫しながらも、僕の刺激に酔い痴れて、背筋をそらして悶えるしーちゃんはあまりに淫らで、僕のモノがびくびくと反応する。


「ウ……ウサギのくせに……っ」


　負けず嫌いなしーちゃん。


「ウサギは人参食べてるから……精力があるんだよ……？」


　……早漏がまだ克服出来ない僕だけれど、放てる精の量は多いから。


　熱い息。

　漏れる甘い声。

　響き渡る卑猥な水音。


　淫らな戯れに近づく果て。

　
　息が引き攣ってくる。



「しーちゃん、……っ、ぁ……っ、ねぇ……一緒にイこう？　両手繋いで、一緒に……お口でイこう？」


　切羽詰まり、僕の腰あたりからぶるぶると迫り上がる興奮が、果てを告げている。

　下のお口で繋がれないのなら、お互いの口で。


　しーちゃんが了承のように両手で僕の手を握る。

　
　ああ……幸せだ。

　僕がお口で愛するここに、しーちゃんのお口で愛してくれてるモノが挿って、繋がっている気がするんだ。


　ああ、これで果てたい。


　乱れる呼吸。

　熱い吐息がかかる互いの秘部。


　そして――。




「は、は……っ、しーちゃ……僕、ぁ……っ」

「ん、あぁぁぁああっ、ナツ、ナツあたしも……」