この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【SS】目が覚めたら…?
第10章 【2000拍手突破感謝】0.憂鬱の逆襲
ナツが挑むようなオトコの目を向けて、あたしの太腿を甘噛みしながら、その繊細な白い指をあたしの膣の中に入れた。
こぽっ……。
音をたてて、蜜が溢れてきたのがわかる。
「ねぇ、サクラ。ただ突っ立ってないで、しーちゃんを悦ばせてよ。サクラ、挿れてないだけで……かなり経験しているんでしょう? なにをどうすればいいのか、わかるでしょう?」
ふわふわな髪を揺らして、モモちゃんを挑発すれば、モモちゃんは泣きそうな顔で唇を噛んでいた。
「ふ……ぅんっ、あ、ああ……」
ナツの指がくねくねと動く。
いつの間にか指の数は増え、ナツの指を動かす速度が増していて。
「ナツ、ああ、ナツ、そこ、そこ……駄目っ」
「ふふふ。しーちゃんの駄目は"いい"ってこと。わかっているよ、しーちゃんのことなら。ここがいいんでしょう?」
ぐりぐりと抉るように刺激を与えられ、あたしが引き攣った声を出せば、ナツは嬉しそうに笑った。
イッたばかりのあたしの身体は、ナツの与える快感に耐久性を失っていた。
ああ、恥ずかしい。
こんな格好で、皆で見られて……はしたないと思うのに。
「ナツ、あああん、あああんっ……」
いつの間にか指を絡めていたナツの手をぎゅっと握り、もっと決定的な強い刺激欲しいとナツにせがむ。
「シズ……」
その時、ハル兄が甘えたような声を出して、あたしの耳を口で愛撫してくる。
「たまらねぇ……っ、なぁ、シズ……」
ハル兄の舌が耳の穴にねじ込まれ、快感がさらに増した。
「俺達がお前を派手にイカせてやるからな……」
ナツの手の動きが速くなり、さらに深く強くあたしの膣に出入りする。
「あっあっあっ…、は、ん、んんっ……イク……またイッちゃう、ナツ、ナツ……ぅ……っ」
ナツの手をぎゅっと握りしめて果てを訴える。
「しーちゃん、イッちゃえ」
猛速度で頭上まで駆け上ってくる快感。
甘さを通り越し、もう目がチカチカしてきて。
「サクラ。来い」
あたしの耳を攻めまくるハル兄の声に誘われるように、モモちゃんがよろよろと歩いてきた。
そして――。