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【SS】目が覚めたら…?
第10章 【2000拍手突破感謝】0.憂鬱の逆襲
「あああ、なに、なに……っ、駄目、あちこち駄目っ……」
モモちゃんは……あたしの服を捲り上げ、ブラをずらして……震える手で乳房を揉み込みながら、誘われるようにして硬く尖りきったその胸の頂きに吸い付いてきたのだった。
赤子のような仕草なのに、官能じみたオトコの顔で……。
そんなモモちゃんの突発的な行動と、その巧みな舌と指遣いに、高まりつつある刺激はさらにぐんと上昇して、今までにないおかしな切迫感を感じた。
耳や首筋に派ハル兄の舌。
胸にはモモちゃんの舌や指。
太腿や秘部には、ナツの手や指が。
ばらばらに動いているというのに、やがて同じ音を奏でひとつになる。
「シズ……、お前……エロ」
「ああ……すごく……たまらない。女の胸なんて……どれも一緒だったのに……ああ、なんでこのひとはこんな……」
「しーちゃん、綺麗だよ。こっち見て? しーちゃん……可愛い。我慢しないでいいよ? 大丈夫だよ、僕達がいるからね……?」
あたしの身体に流れる快感は行き場を失い、ただ力を増してうねり、出口を求めて背筋を駆け抜ける。
「変に……なるっ、おかしくなっちゃう……あ、ああっ、気持ちいい、ああ、駄目、駄目ぇぇぇぇっ」
激しく上り詰めたその瞬間、ナツは指を増やしてさらにかき混ぜ、あたしの震える粒を強い吸い上げた。
「やっやっやっやっ、ナツ……やっ、駄目、それ駄目っ!!」
しかしナツの動きは止ることなく。
「は、はぁぁ、はあああっ、や、やああああっ!!」
なにかが、あたしの胎内から勢いよく迸った。
「いやあああ、見ないでぇぇぇぇぇっ!!」