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【SS】目が覚めたら…?
第15章 【アンケ感謝】藤見さま☆『艶事談義』
 ハルは花魁に近づき、なんと股間に手を入れてしまったようで!!

「おいコラ。俺様を誘うなら、性転換してからにしろ。俺様は女専門だ!!」

「やん☆」


 花魁は舌をぺろりと出して、肩を竦めています。


 男、ですと――っ!?


 ナツもまた、兄の言葉に動じる気配なく。


「ねぇねぇ、男なのにどうやればこんな綺麗なお肌を保っていられるの? これくらいすべすべしていたら、しーちゃんがスリスリしてくれそう。ねぇねぇ、教えてよ!!」


「あらん、男を誑かすのが趣味のこのホズミ姉さんが、一目で男だってバレちゃった☆ 貴方達、随分と女にイケるクチね」


「それは、上のおクチのことを言ってるの? それとも下のおクチのこと? しーちゃんのおクチならどっちでも沢山イケるよ、僕。うしろでもOK」

「あら、可愛い顔をして経験豊かなのね。うふふ……。お姉さんが、早漏でも相手を心から満足させられるテク、教えてあげましょうか?」

「本当!?」


 あわわ、ナツがホズミ姉さんの毒牙に。

 ……どう見れば、ナツが早漏だとわかるのでしょうか。



「俺様を謀ろうなど100年早いわ。お前以上に俺様は女を喰っている。俺様の、この巨大な"俺様レーダー"は絶大だ」


 ホズミ姉さんにせせら笑うハルの股間を、山伏ワタリがギロリと鋭い目で見ています。


「その"巨大な俺様レーダー"とやらは、俺のモノより巨大か?」


 そんなワタリの股間を一瞥したハルが驚愕の声を出しました。


「……なんだその大きさは!! お、俺様は巨根かつ遅漏だ!!」

「……遅漏だけがすべてではない。時代は、テクだ!! 遅漏だけに頼っていれば、強度をなくした時に大変だぞ!? 男のモノはデリケートだ。モノを使わずとも、女に幸せを与えられてこそ、真なるオトコなり!! ……南無っ!!」


 肉弾戦では負けずの気概を見せていたハルが、山伏ワタリの布教に飲み込まれてしまっているようです。



 その時、パンパンパンと拍手の音がしました。



「くすくす……。そこまでにしときましょう」



 そう甘い声を響かせたのは――。


 扇子のハヤブサ、ホズミ姉さん、ワタリと同じ卓の席にいた、



「「「ヤナセ!!」」」



 超絶美形のイケメンでした。
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