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【SS】目が覚めたら…?
第15章 【アンケ感謝】藤見さま☆『艶事談義』
 
 
「フジミ……!? なんと、貴方達はフジミの手先なのか!?」


 突如場が殺気に満ちました。


 四天王、そしてセイジ。出入り口には……ナツとコウセイ。

 皆、人が変わったような形相で。


「なんだ、フジミってのは悪玉なのか!?」

「えええ、そうなの、奏多さん」


 あ、私の存在は忘れられていなかったようで…。


 いえいえ、藤見さまはお優しい善良な方で……。

 私は口下手ながらも一生懸命説明しました。


 はい、目を瞑って。

 そうでなければ、麗しい方々の迫力に目が溶けてしまいますので。

 

「場所を変えましょう。セイジ、"恋愛学問所"【らぶかるちゃあ】へ」

「了解した」



 ふ、藤見さま……。

 あの……なぜイケメン達が敵視しているのでしょうか?

 そういうお話だったでしょうか。


 そして、【らぶかるちゃあ】とは一体――?







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