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【SS】目が覚めたら…?
第15章 【アンケ感謝】藤見さま☆『艶事談義』
 

「しかし四天王さんは凄いねぇ。絶えず喘ぎ声が続いているということは、ずっと絶え間なく元気に責めているってことでしょう?」

「さすがに俺様でも、ここまでの数を捌けねぇな。つーか、女達がお前らの組織が育てた"刺客"であるのなら、一応前にお前達講師だかと体験済みだったわけだろ? それなりの身構えしているはずの女達でも、あれだけ獣じみた声でイクとは」


「ふふふ、四天王の性技を受けられる女性達はあの中でひと握り。ナツやコウセイ、セイジ……マサキやハヤトら講師組だけで大抵は用が済むんです。私達が出る場合は、講師組全員の推薦があり本人もそれ以上の技を身につけたいという熱心さがある女性のみ。例えばお琴様のような方です」

「そんな大層な娘か、あの小動物」

「ひとは見かけで判断は出来ませんよ、波瑠様。あの方は必ず受けた講義を復習して、ご自分の技にします。ひとが見たら恥ずかしいと思われることすら、真剣に学ばれようとしています」

「たとえば?」


「それは個人情報漏洩にひっかかってしまいますので」


 妖しげに笑うヤナセ神。


「うわ……ここにも個人情報漏洩なんていう法律あるんだ。やだね」


 ナツ、そこ……納得していいんですか? 



「くすくす……。話を戻しますが、私達四天王は緊急時以外は滅多に動きません。しかも奥義発動など、フジミが現われる以前にはありえないことでした。

多分階下で、四天王は時間を短縮し大量を相手にするために、奥義を発動しているのでしょう」


「ああ、ハヤブサはわかる。あのけったいな扇だろ。飛ばしているくせに気づいたらまた手にしてる。どっから湧き出てくるのかわからねぇ。ワタリは……巨根か? ホズミは……? それよりヤナセ、お前は? お前はすべてが完璧そうで、今さら出す切り札がまるで想像出来ねぇ」

「ふふふ、四天王の奥義は秘密です」


 ぶふっと鼻血吹きたくなるような美しい笑みですよ、ヤナセ神。


「あの方達は奥義だけがすべてではありません。本気にさえなれば、女性に触れれただけで、囁いただけで、それだけで身籠もらせてしまうと言われていますので」


 歩く18禁ですか!!
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