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【SS】目が覚めたら…?
第15章 【アンケ感謝】藤見さま☆『艶事談義』
 
 
 そんな時シズちゃんが言いました。


「礼儀正しいひとって好感度うなぎ登りだよね。ハル兄は汚く食い散らかして終わりなのに、四天王さんはちゃんと子供作って生命を次代に続けていく……それだけでもう、あたし断然四天王さん達のファン。すごいなあ、そのうち世界は四天王さんの子供だらけになっちゃうね。あたしも四天王さんのうちの誰かの子供産むのかなあ」

「ふふふ、産んでみますか、私の子供を……」

 
 ヤナセ神、妖艶な眼差しとなりました。

 ああ、駄目。

 シズちゃん、妊娠しちゃう!!


 ぱっとその目を隠したのはナツでした。


「シズ……っ、違うだろう!?」


 やはりヤナセの色香に惑わされないハルとナツ。


 駄目出しくらったウルウル目の帝王、懐かしきED再発となるか!!


「俺は……ちゃんとお片付けができるぞ」


 ちょっとばかり、主旨がずれちゃっているようですが、もう一歩のところで踏みとどまれたようです。


「ん……ねぇしーちゃん。僕の声も女の子が孕むって言われてるんだけど……。ふふふ、しーちゃん、フユちゃん身籠もって?」


 この喘ぎ声満載の環境に染まったのか、ナツがシズちゃんの目から手を離し、とろりとした顔でシズちゃんの耳に囁きながら、シズちゃんの下腹部をいやらしく撫でてます。


「シズ。まずはその前に俺のアキを孕め。俺の子とナツの子は、絶対同学年の兄弟にしろ」


 また無茶なことを……。


「お願い、しーちゃん。大好きだよ……?」

「なぁ……シズ。後で俺のをたっぷりやるから」


 うぉ~、欲情した帝王と王子に挟まれたシズちゃん、


「……うっ、が、がんばってみる」


 頑張っちゃうのかい!!
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