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【SS】目が覚めたら…?
第16章 【アンケ感謝】結芽里さま☆『決闘』
 
「………ふっ」

「………ふふっ」



「「掴んだ感触では、互角だな」」



 一体、どこのナニを掴んで……。



「中に入れ。ここじゃ人目がつきすぎる」

「ああ、そうさせてもらう。アリエッタ!!」

「はいっ……」


 そりゃあそうでしょう。

 東京の住宅街に、突然の馬車でやってきた外国の王太子夫妻。

 赤絨毯を進んできて、サバンナの帝王とメンチ切り合い、どこぞのものを互いに握り合い、にやりと笑っているんですから。


 ご近所さんが興味深げに覗き込んでます。

 そこを私と結芽里さまが、芸能人につくマネージャーのように笛を吹いて追い払い、なんとか佐伯家のドアを閉められました。


「馬車はここだと目立つから、近くの24時間パーキングに入れてくるように御者に言ってきたから大丈夫」


 そう結芽里さまは言いますが、車は車でも、馬車……入れるものなのでしょうか……。



 佐伯家のリビング――。


 無言のレオ様は、アリ様を片手に抱き、自慢しているようです。

 そうですね、奏多から見れば。


 "いいだろう、俺の嫁さんは世界一美しいんだ"


 ……的な。


「正解ですね」


 作者の結芽里さまから正解を頂きました♡


「見て下さい、レオのあの顔。アリちゃんにかかったら、本当に鼻の下が伸びて……ひっ!!」


 それは剣先だけが結芽里さまの首元に突きつけられたからです。

 凄い、結芽里さまに顔を向けもせず、ぴたりと……。


 するとサバンナの帝王、


「こい、シズ!!」


 ナツと共に見守っていたシズちゃんを呼び寄せ、後ろから抱きしめました。そして目だけはレオ様を挑発しながら、シズちゃんの耳を甘噛みしました。


「や……ぁん、ちょ…あああんっ」


 喘ぐシズちゃん。

 にやりと笑うハル。



「ねぇ、奏多さん。結芽里的に言えば……"俺のシズの方がこんなに可愛い顔をして、こんなに可愛く啼くんだぞ。羨ましいだろ"…なんですが」


 はい、正解です。
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