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【SS】目が覚めたら…?
第16章 【アンケ感謝】結芽里さま☆『決闘』
「あ!!」
シズちゃんが言いました。
「ラインハルト王国って電気使えるの?」
誰もが無言でした。
「使えなくなったらアリエッタが悲しんで、そうしたら否が応でもあのレオが妻のためにまた会いに来るさ。それもまたいいんじゃないか?」
「そうだね、だったら……そんな遠くない日にまた会える」
「お寿司お土産に渡したけれど、腐らないうちに食べてねって言うの忘れちゃった。お腹壊さなければいいなあ」
「いくらなんでも匂えば、危機感煽られるだろ」
……ちょっと待って。
余り、あったんですか?
私、カッパ巻き5つしか食べてないんですよ!?
「ああ、あの寿司うまかったな!!」
「本当にね」
「また食べようね!!」
その時は、その時は是非私を!!
「さて、俺もレオがくるまでに"伝家の宝刀"を磨き上げるか。な、シズ」
「ん? なんであたし?」
「僕も僕も!! 綺麗なままじゃいられないし、ね? もうちょっと僕も雄々しい貫禄つけなくちゃ」
「ん? なんのこと?」
「なあナツ、レオの"伝家の宝刀"ってさ……」
「あ、波瑠兄も思った? "殿下の宝刀"だよね。ふふふ」
親父ギャグとは言ってはいけません。
「もっと早くアリちゃん達来ればよかったのにね~」
「なんでここまで遅くなったんだ?」
――あ!!
「僕も思い出した!! 急いで追いかけなくっちゃ!! 波瑠兄も!!」
「なんだ!?」
「ユメリさんにチョコ渡してないじゃないか!!」
「なっ!!」
「走るよ、全速力であの馬車追いかけよう!!」
サバンナの帝王とその弟君の足は速く。
ああ、奏多の足は……。
「オラ、コブタ!! 早く来い――っ」
「早く来ないと…作者さん用にとっておいたウニ、あげないからね!?」
ウニですと――っ!?
卑猥な兄弟の言葉を信じて、奏多…走りますっ!!
結芽里さま、感謝の気持ちをお届けに、今度はこちらから参ります!!
Special Thanks
Leo
Arietta
and
YUMERI
Fin.
魅力満載の本家は、結芽里さまの「隠匿の令嬢」にて。
本家本元の皆様、パロってごめんなさい(ノ><)ノ