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【SS】目が覚めたら…?
第25章 【ファン感謝】白雪姫 ①猟師(ハル)
 


「なんとか言えよ。喘いで見せろよ。気持ちいいんだろ? こんな状況でも、ここをこんなに尖らせて」


 シズの胸の頂きにて、女を主張する蕾は、揺れて震えてさざめいて。

 摘み取ってくれといわんばかりに赤く尖り、俺を誘う。


 噛みついた。

 何度も何度も噛んでやった。


 にちにちと。いたぶるように。


「ぁ、うっ……」


 ようやく聞こえてくるシズの苦痛の声には、噛めば噛むほどに甘美の色が混ざり、そして胸の頂きの弾力も堅くなっていく。

 ああ、興奮に眩暈がする。


 昏い景色の中、些細なシズの変化が光の影をちらつかせる。


 お前との未来に光がないのなら。
 
 だったらこのまま闇に堕ちようか。


 たとえお前を傷つけ、苦しませても。

 それでもお前が俺の傍にいてくれるというのなら。


 俺は、悪魔にだってなってやる。

 
 愛撫などしてやるものか。


 どうせお前は、奴の元でいいだけ声を上げてよがっていたんだろう?


 俺に対して見せたような、あの甘く蕩けた女の顔で。

 男の芯を揺さぶる、あの淫らな声を上げて。


 嫉妬に狂った俺は、シズの秘部に手を伸ばす。

 シズが足を震わせてなにか口が開いたのが見えたが、なにも聞こえない。


 いや、俺が聞いていないだけか。


 抵抗など許さない。

 懇願など認めない。


 俺が求めるのは、従順だ。

 俺と共に、闇に堕ちることだけだ。


 俺に恐怖して、俺に逆らえないと…奴に賭けた"希望"を棄てろ。



「……はっ、なんだよ、濡らしてるのかお前」


 初めて触れるシズの秘部。

 そこに雨とは違う蕩みを感じた俺は、思わず上擦った声を響かせた。

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