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【SS】目が覚めたら…?
第25章 【ファン感謝】白雪姫 ①猟師(ハル)
 

 俺に隠れて下着を洗っていたお前を見つけた時、嬉しかった。



 俺に対して、女の反応をしていたお前が。

 何度も何度も、困ったような恥ずかしいようなそんな表情をしながらも、お前の体は俺に応えていたというのに。


 心は応えていなかったんだな。



「これだけ濡れてれば、いいだろう」



 だったら体だけ。

 こんな時でも濡らすお前を愛おしいという心は捨て、俺はお前の望み通りの野蛮な男になろう。


 そう、俺は。

 シズに男の影を感じながら、こんなに怒りながらも、再び触れたお前の体に興奮している。

 どんな状況でも猛る俺を、野獣とでも罵るがいい。


 そして圧倒的な力の差を感じて、他の男のことなど忘れてしまえ。


 俺は屹立した己自身を取り出すと、青ざめた顔で唇を戦慄かせるシズの片足を上げ、シズの秘部にそれを……ねじ込んだ。

「……くっ…」


 肌を伝う雨が、滑りが足りない膣腔の潤いとなる。

 夢にまで見ていたシズのナカ。


 そこは、現実のように……冷たく凍てついていた。

 滑りはあっても、強く押し返される。


 また俺は、拒まれた。

 ここから先は入っては行けないと、入れるのはお前ではないと。


 悔しい。

 許さねぇ。


 俺はシズの目隠しをとった。

 シズの目は恐怖に揺れ、涙で濡れていた。


 揺れた目でなにかを訴えている。

 なにかを言っている。


 聞こえねぇよ、見えねぇよ…。



 ずん、と。

 俺は、声をあげて力任せに……最後まで押し込んだ。


 俺を阻んでいた障壁が、メリメリと破れた感覚。そして触手のような膣襞が、俺の先から根元まで、ざわざわとざわめきながら、俺のモノを包み、時折きゅうと締め上げてきた。

 まだ挿れただけの段階からなされるその甘美な攻撃に、思わず俺は、ほぅ……と、ため息のような息をついて、耐え忍ぶ。
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