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【SS】目が覚めたら…?
第28章 【ファン感謝】白雪姫 ③王子(モモ)
神聖なる儀式のような光景だったが、じんじんと疼く秘部はサクラの熱い息と唇の感触によって、もどかしい刺激をもたらされて、あたしは思わず窓に背中を全て預けるようにして、もぐもぐと唇を動かすサクラの口淫に悶えていた。
神秘的な月明かが、濡れたサクラの瞳を妖艶に照らし、あたしの尻や内股を摩るサクラの手の動きに酔い痴れて。
「はっはっ、んんぅ……あ……」
気づけばサクラの手が背中のチャックを下げて、ドレスと共に窓に凭れさせていたあたしの背もゆっくりと崩れるように落ちてくる。
ドレスを頭に乗せたサクラは、あたしの両足を肩に乗せるようにしてドレスからあたしの足を抜き取ると、そのままあたしを抱きしめるように引っ張り、サクラはそのまま仰向けに横たわった。
月が見える窓の下で、横たわるサクラの顔に膝立ち状態で馬乗りとなったいたことに気づき、どけようとしたが、サクラがあたしの手を掴んでそれを制して、小さな布きれを横にずらすと、舌を差し込み緩やかに揺らす。
直接の愛撫は、あたしの身体にびりびりとした鋭い刺激を走らせた。
「ああ、サクラ……っ」
絞り出すような嬌声と共に、胸を突き出すように仰け反るあたしの身体。
それを目映いものでも見ているかのように、目を細めてあたしの身体の下で口淫を施すサクラは、あたしの手の指を強く絡み合わせながら、あたしの官能のリズムを推し量ろうとして。
気づけばあたしの腰が揺れ、サクラも顔をもっと秘部に近づけるように一心不乱に舌を動かし、秘粒に歯をたてて。
「サクラ、サクラ、あああ、気持ちいいの、サクラ、サクラっ!!」
蜜壷に出し入れされるその指の動きに、あたしは髪を振り乱しながら、快楽の大きさを訴え、サクラの頭をがむしゃらに弄って。
「サクラ、サクラ、イッちゃう、サクラ、サクラ――っ!!」
そして腰から迫り上がる強いうねりに声を上げて果てれば、サクラは嬉しそうにあたしの顔にキスの雨を降らし、くったりとしたあたしを両腕で抱えて、ベッドの上に乗せた。
取り去られるコルセットと、小さな布きれ。
少し躊躇を見せてガータベルトは取らずに残した。これがお好きらしい。