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【SS】目が覚めたら…?
第28章 【ファン感謝】白雪姫 ③王子(モモ)
ああ、なんだろうこの充足感。
サクラの熱さを感じられるのは、女であればこそ。
「サクラ……あたし幸せ……」
そう呟くと、サクラにぎゅうと抱きしめられて、甘い口づけを貰った。
「俺の方が幸せだ。ああ……本当に」
ああ、間近で見るサクラの官能的な顔。
吐かれる息遣いが色っぽく、悩ましいほどに紅潮した身体が愛おしい。
サクラから離れたくない。ずっとこうしていたい。
繋がれた幸せは、女のあたしに官能の波を呼び覚まして。
ナカから震えるような快感を感じ始めた。
「サクラ、あぁ……なにか変、奥が……ぁあんっ」
「はぁはぁ、だから早すぎだって……。感じて締め付けるな」
「ん、ぁあああっ、だって……サクラだから。サクラだから気持ちい……っ、あああん、また大きくなった、破裂しちゃう……っ」
「だから俺を喜ばせるな!! 両想いになって繋がれただけでも幸せなのに、俺ので感じてくれるなんて、そんなの……」
「サクラ、好き……サクラ、サクラ、ああ……っまた大き……」
「黙れって。本当に俺……っ」
悪態をつきながらも、求め合う熱は高く。
揺さぶられながら、粘膜を擦り合わせる切羽詰まったような行為は、官能の波を幾重にも生みだしていく。
「サクラ、サクラ、ああああっ、いい、ねぇ、いいの――っ!!」
気持ちよすぎてもうなにがなんだかわからない。
見えているのに認識出来ない
……サクラ以外、なにもわからない。
「ああ、シズル、こっち見て……シズル、俺を感じる? あんたのナカで大きく興奮しているのわかるか?」
「うんうん、サクラがいる。お腹一杯に…熱いの、サクラが熱くて大きいの」
何度も何度も交わされる唇。
好きが止まらずサクラにしがみつく。