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【SS】目が覚めたら…?
第29章 【白雪姫感謝】アナザー○○雪姫
 

「ハル姉、いかがですか~」

「痒いところはありませんか、ハル姉」

「中々にいいお体してますね~」


 小人達の笑顔での接待に、姫の胸がきゅぅぅぅぅんとなる。

 可愛すぎてたまらない。

 舐めまくりたい。


 このシズ達をモノにしたい。


「おい、シズ。俺様を嫁にしろ」



「「「「「「「嫌~」」」」」」」


 だが即両断。


「なんでだ、俺様は一生愛でてやるぞ!?」


 姫は切なそうな顔でシズ達に言った。


「俺様はこう見えてもモテるんだ。金も身分もある。だから嫁にしろ!!」


 シズ達は顔を見合わせて口々に言った。


「だってねぇ~。色々なところが退化するの目に見えてるし~」

「そうそう。こっちは若くてシタい盛りなのに、相手が老化してれば萎えるというか…。面白くないというか……」

「嫁にするのなら、優しくてにこにこしていて花嫁修業を頑張っちゃってたりする、スィーツみたいに甘~い嫁がいい」

「そうそう。で舐めたら蜂蜜の味」

「うふふふ、どこの部分の?」

「きゃーえっち♡ やっぱり蜂蜜だよね、メープルは甘くなくてやだ」

「同感~」


 ハル雪姫は涙する。
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