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【SS】目が覚めたら…?
第29章 【白雪姫感謝】アナザー○○雪姫
 
「いやー、するならもっと若いのがいい~。おばあさんぶった、そこの若い黒髪メガネのお兄さんがいい」

「俺? 俺にはロリコン&ショタの気もびーえるの気もないドノーマルだ。俺の童貞は普通に……」

「俺様がこんなに据え膳しているんだから、サクラでもシズでもいいから俺様を食え、俺様を食って孕ませろ!! 俺にここまでさせて食わねぇなんて、お前ら鬼畜か、目が腐ってるだけか!? 早くアキを登場させて、老人の妄想にさせるな!!」

「俺との子は孕む予定ないなら、アキはこのひととの間にどうぞ、ハル雪姫」

「なによぅ、モモちゃん!! シズだってひとを選ぶ権利がある!!」

「なぁ、なんで俺がモモだと……」

「そんなの作者さんに聞いてよ!!」


 全裸がふたりに、全裸になりかけているのがひとり。


 そして6人のシズ達はそんな三人を無視して、綺麗に林檎の皮を剥くと6等分し、他には分けるつもりはないらしい。


「「「「「「いただきまーす」」」」」」



 それに気づいた全裸のシズが、絶叫する。


「ひどい、7人の小人なのになんでシズを無視するの!? シズが裸で仲間外れだから!? シズのお洋服返してよ、この卑猥姫!!」

「駄目だ。お前は俺様と繋げるんだ。いいな、どこぞの王子が繋ぐ繋ぐうるさかったみたいだが、俺様の方が太さもテクも満足できるから。あ、俺様が男だったらの話だ」

 サクラは引き攣った顔を見せると、全裸の小人がため息をついて言った。


「モモちゃん、童貞だから仕方が無いとはいえ、単調すぎる動きだよね。角度変えたのはポイント高いけど、回転して挿れるとか、もっと応用力を鍛えた方がいいよ? あれなら飽きられちゃうよ? それに好き好き言いすぎ」

「な、なっ!? 俺は童貞だって言ってるだろ!? それにな、我慢させられて焦らされて最初でそんなにうまく行くはずないだろう!? あれから見られていないところで、ちゃんと2回目、3回目と上達して行ったんだよ。淫魔が喜ぶテクを身につけたんだ!! なんてったって俺は、淫魔が喜ぶ三番目に濃い精…うわああああ、なにを言わせるんだ!!」

「……サクラ。てめぇ俺様の求婚断ったくせに、童貞のフリして実は2回3回してたのか!? このつるつるぺったんに、ぶちこんでたのか、あ゛!?」

「シズ、ぶち込む方なの!」


 ……もうカオス。
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