この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【SS】目が覚めたら…?
第30章 【ハロウィン企画】Happy Halloween ?
「ちょ……っ、う、……んっ」
「ん……」
パイを舌で押し込みながら、あたしの舌を絡ませ、悩ましい息を零すハル兄。
あたしの身体を抱きしめるようにしてそのまま座り、もぐもぐとパイを食べているように、あたしの唇を貪る。
「う……これ……」
唇を離したあたしは、顔をしかめた。
「うまいパイ、さんきゅ。
……もうひとつ、うまいパイを貰うぞ」
そう言うとハル兄は、あたしの胸のリボンを取って、エプロン風の魔女の服を捲るようにおろした。そして下に着ていたキャミソールを持ち上げて、ブラの上から口を付けた。
「ちょ……お仕事……」
「苛々が昂じていたところだ。お前がハロウィンの菓子として、俺に食われにきたんだろう?」
ブラが上に持ち上げられ、ハル兄の指が乳房に触れる。
びくん、と身体が揺れる。
「や……んっ、だめ……」
その指があたしの乳房を揉み込むと、あたしから甘い吐息が零れる。そんなあたしを、ハル兄は捕食者の目でじっと見上げながら、胸の頂きを口に含み、唇で甘噛みをする。
「……ぁっ」
あたしは出そうになる声を必死に手で押える。
「だめといいつつ、こんなに尖らせて。なに興奮してんだよ、シズ」
妖艶に笑いながら、ハル兄の舌があたしに見せつけるように、いやらしくくねくねと動きながら、蕾を転がしては唇で吸い付く。
「噛むほどに甘い。ガムみたいだな」
「ぁ……っ、……っ、んんっ」
口を抑えた手が涎でべとべとだ。
そしてそのまま身体を持ち上げられ、診察机の上に寝かせられた。
胸を口で愛撫されながら、あたしのストッキングが下着ごと足首まで降ろされると同時に、両足を持ち上げられる。
「やっ」
まるでおしめを替えられるような格好で、恥ずかしいあたしは抵抗したが、にやりと笑うハル兄にその抵抗が届くはずがない。
まるでまな板の鯉だ。
「だめ、ねぇ……ナースに、患者さんに……」
「ああ、聞かれているな。お前がだめだめいいながらも、ここをこんなに濡らしてたらしまくって……」
身体が羞恥に燃えるように熱い。
横に見えるカボチャをまた被りたい。