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【SS】目が覚めたら…?
第30章 【ハロウィン企画】Happy Halloween ?
宙に中途半端に持ち上がる足の間に、ハル兄は欲情したように目を光らせながら、あたしの秘部にゆっくりと口をつけていく。
ぴちゃりと湿った音の後に、熱いハル兄の肉厚の唇が押しつけられる感触にあたしの細胞が震えたようだ。
やがてじゅるじゅると音をたてて吸われると、急速に与えられたその刺激に、あたしの内股はぶるぶる震える。
声が出ないように手を噛んでも、たまらず弱々しい声があがってしまう。
「だ……めったら、ハ、ル……兄っ」
「こっちを見ろ、シズ」
挑発的なその目があたしを捉え、長く伸ばされたハル兄の舌が、ぴちゃぴちゃと音をたてて秘裂をかき混ぜるさまを、間近で見せつけられれば、そんなつもりはなかったはずなのに、待っていましたとばかりに秘部がきゅうきゅう疼いてくる。
「すげぇぞ、ここ……ひくひくして、俺を誘ってやがる」
嬉しそうなその声に、あたしはいたたまれなくなって、口を抑えていない手で目を隠してしまう。
だけどハル兄はその手を外して、指を絡ませて握ると、甘い瞳を揺らめかせて、その舌先を蜜壷に抜き差しをしてくる。
「……っ!! ……っ!!」
声を出せなくて、ハル兄と繋がる手に爪をたてる。しかしハル兄は逆にあたしの手を優しく触ってくるんだ。
「ハル兄、だめ……聞かれちゃう。ここはだめ……っ」
手を外して訴えれば、
「きっと耳澄まして聞いているだろうな。ナースも、子供も。お前のココがこんなにぐちゃぐちゃに濡れて、とろとろに蕩けて、俺が犬みたいにお前の蜜をべちゃべちゃと舐めているの」
「……っ」
「なのにまたこんなに垂らして…。本当にお前は可愛いよ。……いったそばからまたこんなに……ん……、っ……」
診察室の外に名札が出るようにひとが、あたしを診察机において、白衣を乱して秘部を貪っている――。
こんな淫らな場面を見たらナースはどうするの?
患者はどうするの?
いけないと思いながら、その背徳感が心を奮わせ身体が疼いて仕方が無い。我慢しようとすればするほど、快感の火種が大きくなっていくようだ。
「ん……っ、ぁ……っ」
ハル兄の舌が気持ちいい……。
どうしよう、すごく感じちゃってる……。