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第11章 トリートメント

彼女は腰を移動させたり、腰を動かしたり、開脚している両脚を折り曲げてくるぶしを僕のお尻にあてて、無言で僕に挿入を促している。

僕らは野生動物ではなく人間だ。
求愛行動であることは百も承知だが、人間である以上言葉に発しない限りは僕は挿入しない。


「ちゃんとどうしてほしいのか口で言いなさい」

「入れてほしい」

「何を?」

「おちんちんを」

「どこに?」

「わたしのおまんこに」