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オナホ女とディルド男
第1章 ディルド男と呼ばれた日々
 2人の腰の動きが激しさを増す。

 パンパンパンパン

 体が小刻みに震えだす所有者。彼女はそれでも、ふん、はん、と声をできるだけ押し殺して鳴く。

 白い尻を振りながらピクピクと震えつづけ、時折大きくビクンとのけぞる。
 その勢いで抜けそうになるペニスを前に押し出すと、彼女の尻が戻ってきて再び深く挿入される。

 「今日も所有者殿は感じておられる。」

 自分の仕事が果たせている喜びを感じると、ペニスはさらに硬くなる。
 彼女のもだえ方がひときわ大きくなってくると、いよいよ僕も射精のときを迎えつつあった。

 「ああああ、だめだめ、お兄ちゃん。中に出しちゃだめ…。中に精子出しちゃだめぇ」

 僕が彼女のマンコを、ペニスで知り尽くしているように、所有者もディルドの特性を完全に把握していた。

 射精の瞬間が近いことを悟っているのだ。

 もう、イッっていいのだな、という理解をし、僕はフィニッシュに向けて今一度速度を上げて腰を動かしながら、ペニスに流れ込んでゆく精液の流れを感じた。
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