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第7章 ディルド男の終焉

　そうしてひとしきり僕に説教をして感情を吐き出しつくすと、少し冷静になったのか、椅子に座りなおして僕の出したお茶に手をつけた。
　そして一息つくと、また違った方向の質問を僕に投げかける。

　あるいはここからが本論だったのかもしれない。

　「で、あなた本当にそんななの？」

　最初は何を言っているのかわからなかったが、要するに僕は自宅でユミコの母親を相手に仕事をすることとなった。


　これがディルド男の最後の仕事となるのである。