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溺れる
第9章 2度目の葬儀
バスルームを出て、ガウンを着る。

「瑠花、ほら。」

キャッ…

賢司が、軽々と瑠花を抱き上げる。

「軽いなぁ。」

ベッドに寝転んで、

「瑠花、して。」

瑠花が、賢司自身を口に含んで大きくする。
そこから、口を上下に動かしたり、舌で鬼頭を攻めたりする。

「あ~。気持ちいいよ、瑠花…。口を放して、筋の方を舌で這わして。」

瑠花が、言われた通りにする。

「出そうになる。喉の奥までいける?」
「ゆっくりなら…」

瑠花が、ゆっくりと口を動かす。

「瑠花…出すよ。飲むか?」
「ほう。」

くわえてるからな。
瑠花の頭を押さえて、上下にさせ、口の中に出した。
瑠花は、飲んでからも、口を動かしてくれた。

「瑠花…ありがとう。」

瑠花は、バスルームに行って、歯を磨く。してくれた時は、いつもそう。キスしにくいからな。

そろそろ、夕方の5時になる。
「出るか?」
「うん。」

車を走らせ、家に向かう。
暗い中、玄関を開けたら、

「あれ?1階のお部屋、電気ついてないよ?」
「いないのか?」
「でも、ベビーカーもお姉ちゃんの靴もあるよ?」
「ん?沙耶の声だ。泣いてる。」

階段を昇って、寝室に行く。
戸を開けると、沙耶がベビーベッドで泣いてる。

「沙耶ちゃん。お腹空いたのかな?」
「桃花?沙耶、泣いてるぞ。おい、桃花。」
「ねぇ。お姉ちゃん、寝てるの?」
「なぁ。なんかおかしくないか?静かすぎないか?」
「息してる?」

賢司が、桃花の口に耳を近付ける。

「き、救急車よんでくる。」

桃花は、救急車で病院に運ばれたが、目を開ける事もなく、空に行った。

検死の結果、睡眠薬の大量摂取。産後鬱の診断もあり、自殺とされ、俺達は、しめやかに葬儀を出した。

瑠花は、棺に入った桃花に、

「沙耶、ママにおやすみのポンポンしようね。」

沙耶の小さな手を桃花につけた。

「ママ、嬉しがってるかな?」

それから、しばらくして、今の家を引っ越した。

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