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溺れる
第9章 2度目の葬儀
瑠花が、まだ高校生だし、通える範囲に新しくすんだ。俺は、色々な手続きに終われながらも、仕事を続けてる。
瑠花は、毎日沙耶を保育園に預けては、学校が終わると迎えに行く。

「沙耶ちゃ~ん。お姉ちゃんが迎えにきたよ~。」

と言うと、凄く喜ぶ。

俺は、桃花の四十九日が済んでから、瑠花に、

「お前が、高校卒業したら、沙耶の母親になってくれないか?」

と言った。

そして、俺達は、瑠花の卒業後に、結婚し、今、瑠花のお腹には、沙耶の妹か弟がいる。

沙耶ももうすぐ三歳。かなり喋るようになった。

時々、名探偵のアニメを見ては、桃花の写真に向かって、

「ママ、チャヤノママ、オロチタ」

と言ってる。
意味は、わからんが。
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