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みぃのお話【番外編】
第5章 『だ~いすき!』~甘い甘ーいある日の休日~
「ざんねーん。お約束でしょ!」
…本当、残念だよ華子。華子のその指まで、しゃぶって味わおうと思ったんだけど。
ドヤ顔で笑った、華子の口元の端に甘い蜜が光っていた。
口端の蜂蜜を舌で舐めとりたい衝動に、思わず華子の口唇をじっと見つめてしまう陽輔である。
「ようちゃん?」
…なにかついてるのかぁ。
陽輔の視線に気付いた華子は、その視線の先の口元に手をやって。指先に感じたぬるっとした感触。
…あっ、蜂蜜ついてたんだ。
華子は、ペロッと舌で指についた蜂蜜を舐めとり、そのまま。その舌をその場所へとずらすと器用に舐める。