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第5章 『だ～いすき！』～甘い甘ーいある日の休日～

「うふふ。やっぱり、甘〜い。」


――――無自覚な誘いは、罪だと思う。
　
　
　蜂蜜の甘さの余韻を楽しんでいる華子の姿に、ひとつい、我慢出来なくて。
　陽輔は、ベッドの端に両手をつくと、ペロリとその口元を舐める。


「なっ…///// ｣
「…ほら。はなも、甘い」


　真っ赤になる華子とは対象的に、陽輔はなんだか嬉しそうだった。


「甘い。今すぐ食べたい」
「うん」
「食べていい？」