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第5章 『だ～いすき！』～甘い甘ーいある日の休日～

　
「華子のココ、ぷっくりしてきた。気持ちイイんだ」
「…んん、あっ、あんっ」
「甘いけど、蜂蜜じゃない―――はなの味だ」
「ヤダ！よう…ちゃ…イっ…ちゃ…」

　
　華子の喘ぎ声が、甲高く切羽詰まったものに変わって。
　まだ陽輔をナカに受け入れてはいないのに―――…。
　華子の腹の奥からゾクゾクとしたものが、出口を求めてせり上がってくるのは止められない。
　
　
「イケよ、はな。」
「やぁ………っ！」
　
　
　遅いくる圧倒的な快感に、華子の足の指はシーツをぎゅっと掴み、足は突っ張り腰が浮く。
　その後。脱力した華子の躯はクタリと力が抜けて、クパクパと何かを求めてひくつくのを止めない取り残された蜜口。
　

「よう、ちゃんの、…意地、悪」
　
　
　イったばかりで、ハアハアとまだ息が上がっている華子が陽輔をキッと睨む。
　でも、それは陽輔にとっては可愛い子猫が爪を立てたぐらいのものでしかなかった。