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みぃのお話【番外編】
第5章 『だ~いすき!』~甘い甘ーいある日の休日~
肩で息をするその度に、上下する華子のささやかな白い丸みは陽輔の目を楽しませ、更に誘いかけてくる。
「意地悪な、俺は嫌い?」
「ううん。…でも、」
「…でも、何?」
陽輔のその質問に華子はすぐ答えない。
華子は、陽輔に向かって両手を差し出すと、ぎゅっとその蜂蜜にまみれた躯でしがみつく。
「あぁ、華子。パジャマが蜂蜜まみれになる」
蜂蜜でベタベタしたパジャマを脱ごうとした陽輔に、華子はまだ整っていない呼吸のままで。
「…私も、よう…ちゃ…んを、たっ…食べたい」
パジャマの胸元に顔を埋めながら、恥ずかしそうに囁いた。
(なんだよ、この可愛い嫁)
「じゃあ、ようちゃんが、今度は横になって」
しがみかれながら、華子に上目遣いでお願いされるのは陽輔にとって悪い気分はしない。というか凄く良い気分である。