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みぃのお話【番外編】
第6章 『旦那様☆ロマンチスト』~クリスマスのお話~
私の限界が敏さんにも伝わったみたい。
更に突き上げられた私は、高みへと追い込まれて。
「やっ、だめ、もぉ、イっ、ちゃ……っ!」
「みーな、イき、な…っ」
すでに夜は明けているのに、ベットの中は…まだ真夜中のよう。
時間を忘れるように互いを求め、敏さんと私は、その淫靡で甘いダンスに酔いしれた。
* * *
「敏さん、ご飯出来た、よ」
「あぁ。今行く」
激しい運動の後は…お腹が減ってしまうのは、理にかなっていると思う。
昨日作りすぎちゃったロールキャベツの残りを、スープパスタにリメイクして食事にする。
ご飯を食べ終わる頃には、いつもの敏さんに戻ってしまって、眼鏡の奥の瞳の感情はすぐに読み解くことは難しいけど。
でも。昨日貰ったチューリップを目にするたび、私の顔はちょっとにやけてしまう。