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みぃのお話【番外編】
第7章 『だ~いすき!』サイト活動3周年記念SS
今日は週に一度の華子との買い出しの日。
1週間分の日用品や食料の買い物も済ませて、俺達はスーパーの側にあるファミレスにてちょっとお茶をしていくことにした。
「ねぇ、ようちゃん。見て、見て!あれ!」
嬉しそうな声を上げ、はしゃいでいる華子のゆび指す方に目をやると、
《今日はパフェの日のため、パフェ全商品半額!》
そう書いてあるポスターが目に入り、甘いものがあまり得意じゃない俺は……目が点になってしまう。
「ねぇ、ねぇ!食べていい?」
「うーん、そうだなぁ」
華子がパフェを食べて良いか、わざわざ俺に訊ねるのには理由があって。―――パフェが好きなくせに、全部は食べれないんだよなぁ華子。
生クリームがあまり得意でない彼女は、いつもパフェ三分の一程度食べすすめる頃になると、お腹がいっぱいになってしまうのだった。