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第1章 『旦那様☆ロマンチスト』～年末年始は賑やかに～

その頃一階の義父と義母は‥。


「母さん、何だか家が揺れてないか？」



日中頑張ってくたびれたのだろう。可愛い孫達がぐっすり眠るなか、部屋の天井の電気のひもは、ぷらんぷらんと揺れていて。


こころなしかギシギシと軋む様な音が響いている気がする。



「この家も古いですし。建て替えの時期何じゃないかしら。」


しらっと答える義母。

（うふふ！来年は孫が二人増えるかもしれないわー♪）

義母の思惑は当たるだろうか。




年越しは賑やかに。
夜は更けて。新しい年が始まったばかり。
今年も幸せに過ごせますように。





おしまい。