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衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ
「気持ち悦い?弥生。」
「いやっ!しゃべっちゃ……ダメぇ…!あっ…あああんっ!」
愛しい子の淫らな姿に、祐は脳が沸騰しそうな感覚を覚えた。
真っ白な肌がピンク色に染まり、きめ細かな表面が汗でしっとりと手の平に吸い付く。
乱れるその肢体には祐が付けた所有印がくっきりと浮かび、目は潤み、自分を誘うようにしか見えなかった。
今すぐにでも弥生を自分の凶器で犯したいと言う衝動を、祐は必死に堪えていた。
「可愛い……弥生…。」
祐は弥生の頬を流れる透明な雫に舌を這わせ、瞼に口付けた。
ちゅっ、ちゅっ…と、音を立てて、頬や額に口付けた後、閉じることの出来ないその唇を己のそれで塞ぐ。
「ん……んん……。」
ちゅ…くちゅん…。
生き物のような舌が蠢き、弥生の口腔を犯して行く。