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衝動[完]
第7章 番外編Ⅰ
「私、先生に飽きられないようにするにはどうすればいいか考えたんだけど解らなくって、思い通りにならなきゃいいのかな―――とか思って……それに先生私を抱かないから……。」
「弥生、お前―――。」
「辛かったよ。先生が他の人の所へ行ってるって思ったら、凄く辛くて……。でもまだ私と遊ぶ気があるから私にキスしたんでしょ?だから、今度飽きたら―――。」
「何を言って……!遊ぶ―――って……何言ってんの!」
「せんせ……?」
祐は唇を震わせた。
あまりの怒りで言葉も出ない。
「怒って…るの?」
恐る恐る聞いてみた弥生に、祐は吐き捨てるように叫んだ。
「当たり前でしょ!?お前、オレをそんな目で見てたの!?」
「え?だって……そう言われた……から。」