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ナナノナノカカン
第1章 ナナナノイチ@ハジメノシツケ
ナナは頬を赤らめ俯いてしまう。
これまで誰にも叱られた記憶のない、
罰など受けたことがないナナにとって、
秋景からの《お仕置き》は効きすぎたくらいだった。
「お嬢様」
「な、なによ急に」
どう言葉を返したものか考えているナナに秋景は声をかけ、
また膝を曲げ目と目を合わせて言った。
「一週間、執事に頼まれた通りーしっかり教育してやるから、な」
ナナは顔を背け、ひりひりと痛む尻を撫でつつ
小さく諦め気味に呟くのだった。
「勝手にしなさい」
秋景はにやりと笑いながらナナの頭に手を置いた。
「諦めがいいのはいいことだ」
これまで誰にも叱られた記憶のない、
罰など受けたことがないナナにとって、
秋景からの《お仕置き》は効きすぎたくらいだった。
「お嬢様」
「な、なによ急に」
どう言葉を返したものか考えているナナに秋景は声をかけ、
また膝を曲げ目と目を合わせて言った。
「一週間、執事に頼まれた通りーしっかり教育してやるから、な」
ナナは顔を背け、ひりひりと痛む尻を撫でつつ
小さく諦め気味に呟くのだった。
「勝手にしなさい」
秋景はにやりと笑いながらナナの頭に手を置いた。
「諦めがいいのはいいことだ」