この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナナノナノカカン
第12章 ナナナノジュウニ@ナナノヒニチジョウ
「やめなさい、ナナ」
「どうして?第一、そんな格好で言っても―ねえ?」
俺は椅子に縛り付けられていた。
どうしてこうなったのか記憶を辿るが何も覚えていない。
気付いたらこうなっていた。
目の前にはナナ。
ひどく意地悪そうな笑みを浮かべている。
「変態。よくもまああんなことをしてくれたわね」
あんなこと―今までのこと、か?
嬲り、辱め、弄び、詰り――でも、あれは…
「あれはお前が」
「私が何だって言うの?」
「お前が望んでいたんだろう、これは何の真似だ」
「私が望んでいたのはこっちよ?何を言っているの?
今からたっぷり仕返しさせてもらうから
――覚悟しなさい」
―ナナが縛ったのか?こんなにきつく?
分からないが縄は相当きつく、器用に縛られていた。
身を捩ろうが、全身に力を込めようが解けない。
「どうして?第一、そんな格好で言っても―ねえ?」
俺は椅子に縛り付けられていた。
どうしてこうなったのか記憶を辿るが何も覚えていない。
気付いたらこうなっていた。
目の前にはナナ。
ひどく意地悪そうな笑みを浮かべている。
「変態。よくもまああんなことをしてくれたわね」
あんなこと―今までのこと、か?
嬲り、辱め、弄び、詰り――でも、あれは…
「あれはお前が」
「私が何だって言うの?」
「お前が望んでいたんだろう、これは何の真似だ」
「私が望んでいたのはこっちよ?何を言っているの?
今からたっぷり仕返しさせてもらうから
――覚悟しなさい」
―ナナが縛ったのか?こんなにきつく?
分からないが縄は相当きつく、器用に縛られていた。
身を捩ろうが、全身に力を込めようが解けない。