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ナナノナノカカン
第5章 ナナナノゴ@オベンキョウ?
その日の彼らは真面目だった。
秋景は分厚い本を片手に、ナナはペンを片手に。
そう、冬休みの課題だ。

「で、だな、ここが――こう、で…おい、聞け」
「全部やっておいて…って言ってもダメ、よね。秋景の場合」

ちら、と秋景を見たが、ナナのその視線は直ぐに問題集に戻された。

「ダメ。俺はお前のことを思って心を鬼にしているんだ、
 本当ならやってやりたい。この一問にこんなに掛かるなんて――」
「―嘆かわしい、って言うんでしょ。今日三回目よ、その台詞」
「なんだ…意外と物分かり良いんじゃないか。
 ほら、もう一回説明するから聞け。本当に終わらないぞ」
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