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ナナノナノカカン
第6章 ナナナノロク@チンモクトムチ
結局、翌朝までナナは起きなかった。

「おはよう」
「お、おは…よう…」

ナナが階下へ降りると、ちょうど紅茶が入っていた。
秋景は何事もなかったかのように平然と接してくるが、
ぼんやり記憶のあるナナは只管どぎまぎしていた。

俯いたままカップを取り、控えめに啜る。
そしてカップを持ったまま黙り込む。

その様子を見た秋景は多少の罪悪感を覚え、口を開いた。

「悪かった」
「い、いい、別に」

再び、沈黙。
お互いにどうしたものか分からず、時間だけが少しずつ過ぎる。

「ごめんなさい」
「ん?」
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