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ナナノナノカカン
第7章 ナナナノナナ@ダラクトスクイ
ナナはぼんやりとその言葉を頭の中で繰り返していた。
≪もっと堕ちてくれ≫≪もっと≫≪堕ちて≫
≪もっと堕ちてくれ≫?≪もっと≫?≪堕ちて≫…
噛み砕いて、ばらして、また組み立てて――

そして、秋景がいい加減―後悔に似たような、
もやもやとした不安すら感じるようになった頃、
ナナはやっと口を開いた。

「秋景、一回力抜いて、まるで蛇みたいじゃない」
「すまない、嫌だったか」
「ううん、違う。目を見て言いたかっただけよ」

ナナはまた、流れてくる髪を後ろへ遣り、
緊張しているのだろうか唇を一度舐めてから言った。

「私を救ってくれるなら堕ちてもいいわ、
 もっと深く―これじゃ本当に小説の世界だけれど、
 もっと深く溺れて―戻れなくなってもいい」
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