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可奈さん
第9章 熱
「お前最近暇があれば携帯ばっか弄ってるな、また彼女できたの?」
ニヤニヤした木田が休憩の合間に近づいてきた。
「そんなんじゃねぇよ」
「ま、寂しかったら声掛けてくれよ、葉月ちゃんの友達紹介するから…、ん?まさか出会い系とかじゃないよな」
「ご心配なく」
葉月ちゃんとの初キスを終えたばかりの木田は、次のデートでバージンを奪う計画らしい。
どんな顔をして葉月ちゃんと会っているのか見てみたい。きっとデレデレして情けない醜態を晒しているんだろう。
彼女の事を話す時のヤツは真面目ぶった顔とニヤけた顔が交互に現れ、見ているこっちは馬鹿ばかしい。
「両想いっていいよなぁ~」
顔に似合わない言葉を平気で口にする。
「中学生か!」
「ハハハ、なんとでも言いたまえ。キミにはね、ボクのこの純粋な気持ちはわかりませんよ。
あ~久しぶりの恋~~」
ニヤニヤした木田が休憩の合間に近づいてきた。
「そんなんじゃねぇよ」
「ま、寂しかったら声掛けてくれよ、葉月ちゃんの友達紹介するから…、ん?まさか出会い系とかじゃないよな」
「ご心配なく」
葉月ちゃんとの初キスを終えたばかりの木田は、次のデートでバージンを奪う計画らしい。
どんな顔をして葉月ちゃんと会っているのか見てみたい。きっとデレデレして情けない醜態を晒しているんだろう。
彼女の事を話す時のヤツは真面目ぶった顔とニヤけた顔が交互に現れ、見ているこっちは馬鹿ばかしい。
「両想いっていいよなぁ~」
顔に似合わない言葉を平気で口にする。
「中学生か!」
「ハハハ、なんとでも言いたまえ。キミにはね、ボクのこの純粋な気持ちはわかりませんよ。
あ~久しぶりの恋~~」