この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第9章 熱
「お前最近暇があれば携帯ばっか弄ってるな、また彼女できたの?」


ニヤニヤした木田が休憩の合間に近づいてきた。


「そんなんじゃねぇよ」

「ま、寂しかったら声掛けてくれよ、葉月ちゃんの友達紹介するから…、ん?まさか出会い系とかじゃないよな」

「ご心配なく」


葉月ちゃんとの初キスを終えたばかりの木田は、次のデートでバージンを奪う計画らしい。
どんな顔をして葉月ちゃんと会っているのか見てみたい。きっとデレデレして情けない醜態を晒しているんだろう。

彼女の事を話す時のヤツは真面目ぶった顔とニヤけた顔が交互に現れ、見ているこっちは馬鹿ばかしい。


「両想いっていいよなぁ~」


顔に似合わない言葉を平気で口にする。


「中学生か!」

「ハハハ、なんとでも言いたまえ。キミにはね、ボクのこの純粋な気持ちはわかりませんよ。
あ~久しぶりの恋~~」



/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ