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第14章 可奈さん

──あとがき──


『可奈さん』なんとか完結しました。

最後までお付き合いくださった皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

途中、長くお休みしてしまいましたが、たくさんのしおりがそのままになっていて、大変ありがたかったです。

今回初めて男性目線での一人称に挑戦してみました。
面白い発見がたくさんあって、良い勉強になりました。

なんとなく、書き方の自由さが増した気がします。

拓也や木田が、男の子だったせいかもしれません。

行き詰まって何も出て来ない時、こんなもんでいいや、と投げ出さずに、筆を置き、気分を変えて、時間をあけても考え続ける事。これが大事な事だと発見しました。


拓也の父親は、浮気していたという設定だったのですが、何故かあんな風に変わってしまいました。
拓也の祖母が、じつは足腰が強かったなんて、まったく知りませんでした(笑)

ハッピーエンドにしようかとも思いましたが、『終止符.』で若い男の子の恋を成就させましたので、今回は叶わぬ恋にしてしまえ、と決めました。

作者の独断であります。

可奈が造花に水をやった等のエピソードは、実際は私がやらかしたものでしたが、可奈のキャラ作りに役立ちました。

まだまだ未熟者ですが、もっと頭を柔らかくして、なんでも取り込んでいきたいと思います。


温かいご声援、ありがとうございました。
見守ってくださってありがとうございました。
温かい拍手とピックアップ。私に絶大な力をくれました。
感謝致します。


では、また
(^O^)ﾉ



RIN