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第2章 映画館　理性

私はみどりの耳元で囁いた。

「エッチな映画だね」



「あんっ。。。も～くすぐったいです！」

みどりは身体を捻じらせそう言った。


「ごめん、ごめん」

「くすぐったかった？」

私はそう言いながら、さらにみどりの耳元に近づき、

「でも大声出せないでしょ？」

と息を吹きかけるように囁いた。


「あっ。。。も～本当に怒りますよ～。。。」

「映画に集中してください！」

とみどりが少し怒りながら言ってきた。



私はさらに耳元で囁いた。

「みどりは感じやすいんだね？」

「意地悪したくなっちゃうよ。。。」

私の唇がみどりの耳に触れそうな距離で語り息をかけた。