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選ばれた悲劇
第6章 痛みと快楽
車の中の小窓から外を見ると空は薄暗く
周りの夜街ネオンが大人のムードを作り出していた。

私は煙草を吸い終わり

(ここにある衣装を着替えればいいですか?)

箱を開けて! ビックリ花嫁衣装に思わせる…
薄いピンク色のドレス、ハイヒール、

ブラもパンティも全てピンク色

(ブランド銘柄が高級品)
を思わせ私の心を震わせた…

何かキツネに摘まれた感覚に襲われたが……
単細胞の私は全て真一様の指令に動かされていると思って…

バスタブを外してコックリングを付けようとした時

「あっ比呂美さん!」

(えっ?はぃ…)

「それはもう付けなくていいですよ!…

監督の…あっ・いゃ…真一さんからの指令です」

〔監督!?真一さん!?〕

首を傾げながらブラを着けた

〔あっ・ブラの先にバイブが仕込まれてある…〕…

パンティに手をかけると、
パンティの後ろに白いディルドが固定されて…

〔太さは6㎝×長さ15㎝・強烈バイブ付き〕

と説明書きのメモが沿い着けてある…

「アァァァ~」

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