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第9章 なっちゃった体の関係

浩平クンのことはもちろん好き。

でも、最後までいっちゃうというとそれにはやはり抵抗がある。

キスされたり触られたり、お互いの写メでお互いに一人エッチしたりしたけれど、そのどれもがまだライトで笑うことができる範囲。

それが本当のエッチまでしちゃうとなると重過ぎる。

それこそ本当に不倫。

そんなことしたら旦那さんや子供を裏切ることになっちゃう。

やっぱりできないよ。

薬指の指輪でさえ間違いを起こさないよう、いさめるかのように水滴に鈍く光っている。

そんなこんな思いをしながら（ぜったいにエッチはしない）と結論出して、どうやってこの部屋から出ていこうかと熱いシャワーを浴びながら考えていたら、スルスルッて横開きのドアが開いてなんと浩平クンが入ってきちゃった。

もちろん真っ裸。

アソコは大根の様に見事に上を向いて反り返っている。